犬伏まり(モデル)

インターネットラジオのゲストに来て頂いた玉城ちはるさんが渡してくださったこの本を読ませていただきました。コメントをするなんておこがましく思いつつ、読み進めるうちに込み上げる思いを記したくて書かせて頂きます。

こんなにも、寄り添ってくれる本があるんだと。まるで自分の心がリンクしているんじゃないかと共感する文章ばかりでした。
普段は考えないようにしていた心のテーマ。
友人にも家族にも言えず、自分自身をどうにか誤魔化し、考えるのを辞めて早く寝てしまおう。。。とする日がよくある私としては、読みながら涙が溢れてきました。
こんなにも寄り添ってくれる文章があるんだと。
説教でも教えでもなく、風のように自然で優しく何も意図しない玉城さんの言葉。
私だけじゃなかったんだという共感の嬉しさと同時に、
普段はその事に必死に目を背けている私は、こんな素直な気持ちを書ける玉城さんが羨ましく、ほのかな劣等感さえ感じました。
凄いなって心の底から思いました。
自分の「本当の心のうち」を誰かに伝えるには、自分を受け入れなければならない。
私にはこれが一番苦手で苦しい作業だから、
「風になれば」は玉城ちはるさんが寄り添って代弁してくれているような、そんな感じがしました。
いい時も悪い時も一生懸命考えたり感じたり、泣いたり笑ったり。
転んでは起き上がり。そうやってきました!って正直に話してくれているような気がして不思議と自分の心が楽になって、しゃがみこんだ私の元に手を差し伸べてくれたような気がします。

番組での楽しいひと時を思い出しながら、もう一度玉城さんに会いたくなりました。
あのキラキラした笑顔と楽しいお話。
この本には、玉城ちはるさんと、そこに寄り添っている自分がいます。
風のように。
風になれば。。。